2019年 04月 10日
4月6日 |
いよいよ定期演奏会に向けての強化練習が始まりました。それぞれ本業を抱えながら、週に二回練習に集まるのは本当に大変なのですが、会場にいらっしゃったお客様に、少しでもよい演奏をお届けできるよう、がんばりたいと思います。
今回のメイン曲は、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より(2018年版)。「カヴァレリア」は、実際に合唱隊の一員として全曲の演奏を経験したことがあるのですが、2007年の全国大会で埼玉栄高校による演奏(2007年版)に感銘を受け、すぐに翌年のコンクールでT郷中学校の自由曲として取り上げました。その後も、2011年度に再度コンクールの自由曲として、さらにT郷中の最後の定期演奏会でもOBステージのメイン曲として演奏した、大変思い入れのある曲です。
昨年度の全国大会。久しぶりに埼玉栄が「カヴァレリア」を演奏すると知り、ステマネの仕事そっちのけで、期待に胸を膨らませていました。当然、いつものアレンジで、クラリネットの透き通るようなFの響きから始まるかと思っていたら…
なんと、まさかの新アレンジ(2018年版)。全く違う場面を取り上げているのですが、前作に引けをとらないドラマチックな展開に心を奪われ、最後の衝撃的なfmollの響きにより、強く心を揺さぶられました。
やるしかない。瞬時にして決断しました笑
大好きなカヴァレリアの魅力を、ぜひ多くの皆さんにお伝えしたいと思います。ご期待ください。
今年の桜は本当に長持ちで、職場の正門の桜は、まだまだ満開に近い状態で咲き誇っています。そして、先週の週末には、私が一番気に入っている五条川の桜を見てきました。ソメイヨシノを中心に、約1400本の桜並木が、川の両端から水面に覆い被さるように咲き誇ります。圧巻です。ぜひ一度、ご覧ください。夜桜も最高です。
by windensemblebito
| 2019-04-10 13:42
| 指揮者